あまり日本では報道されない、イラン大統領選のデモ。だがこれは、近年稀にみる、新時代の闘争だと思う。

かいつまんでいうと、要は選挙がどう考えても不正で、どういうこっちゃ、ということで民衆が蜂起を。当然、政府は制圧にかかります。

で、いま民衆の強力な武器になっているのが、Twitter。2ちゃんねるの実況やスネークのもっとシビアな感じで、リアルタイムで民衆同士がコミュニケーションを展開。たとえば、こんな感じ。

we have to leave, it’s not safe here anymore! wish us luck!
TWEEPS! a reminder…DON’T USE NAMES WHEN RT, JUST USE “RT” OR “RT FROM IRAN” THIS IS VERY IMPORTANT!!!
RT Iran: Female student surname Tahmasebi attckd by Iran gov militia @ Univ of Kermanshah. Died @ Emam Razi Hospitl last night #iranelection

すごい、こんな強烈でリアルなシーンをPCでみたことがない。

かつて紅巾党は赤い旗印を野火のように中国大陸へ広げ檄を飛ばしたが、現代においてはTwitterが檄文の代わりだ。もちろん近年でも天安門事件の映像がインターネット上に瞬時に広がった例のように、ネットメディアが革命に影響を与える例は多い。

しかし、今回の件ほど、ひたひたと現地の熱気が強烈なライブ感を伴って世界に伝えられた例はないだろう。#iranelectionを検索してウォッチしていると、すさまじい勢いでメッセージが流れていく。
イランの現場からのメッセージも多くあるが、世界中からの応援や支援メッセージも含まれる。
「なんだろう、このこみあげる熱い気持ち」という感覚。

アハマドネジャド側は、当然ネットやメディアに制限を掛けているのだが、そんなの屁の役にも立たない。

これに呼応するように、Twitter自体が粋な計らいをする。実際には、アメリカ政府からの要請に応えた形だが。

Hillary Clinton defends Twitter efforts for Iran

イラン市民のために、メンテナンス時間を遅らせるようにTwitterに要請したとのこと。そして、なんとここにはNTTも関係していた。

Twitter Reschedules Maintenance To Allow Iranian Protests To Continue

いいぞ! NTT!!

ところで、なんて覚えにくい大統領の名前。